2022-06-13

芋がら

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芋がら縄(いもがらなわ)は、鎌倉時代から戦国時代末期にかけての野戦食レーション)のひとつ

芋の茎(芋茎芋がら、ずいき)を帯のように長く編み、味噌煮しめて作る。芋がら味噌普通食材であるため、これ単体でも携帯食として運用可能となる。

通常時は、荷物として兵士が腰に巻きつけて所持するか、荷物を縛る縄として用いて、必要な時にちぎって使用する。実際に喫食する場合兵士はこれを必要な長さ分、ちぎって鍋(多くは逆さまに吊るした陣笠であったという)へ投入する。その後、鍋に水を入れ、下から火で加熱する。これにより染み込んでいた味噌がとけ出し、煮込まれることで芋がらもやわらかくなり、味噌汁が完成する。

現代でも芋茎味噌汁の具として用いられ、納豆汁に芋がらを入れることもある。

こんなの食べてたらそりゃ病気になるよな・・・

大変な時代である

無数の先祖様に合掌

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