「はせがわくんきらいや」1976年1955年に起きた「森永ヒ素ミルク事件」で被害を受けた(と記...
2021/5/14
1955年に起きた「森永ヒ素ミルク事件」で被害を受けた(と記述している)作者と同じく被害者で後に亡くなった(はせがわくん)との触れ合いを描いたものである。
作者は体の弱い、野球しても打てない、走れない、鉄棒しても出来ずに落ちてしまう友達を「はせがわくんなんかきらいや!」と言いながら支え合っていく。
ある日、はせがわくんのお母さんに何気なく「何ではせがわくんは体が弱いの?」と尋ねる。
お母さんは困った表情をして「あの子は赤ちゃんの時に毒の入ったミルクを飲んで体を壊してしまったの。」と教えてくれた。
「何で毒の入ったミルクなんか飲ませたんやろ?」と分からずじまいであったが
はせがわくんが一緒に山に行きたいと言えば一緒に行き、帰りは「はせがわくんなんかきらいや」と文句を言いながらはせがわくんを背負って家まで帰る。
この物語は「相手と接して理解し合う」事の大切さを教えてくれていないだろうか?https://go2senkyo.com/seijika/181114/posts/241095
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