(続き)最大で、細かい、細かくもないが重要でもない、重要だ、と三分割できるとする。
最初にこまけえこたあ~と言った人は、少なくとも細かいことの語る価値を否定している。この人の頭の中に細かくもないが重要でもないみたいな中間の概念があるかは分からない。
最初に悪魔の証明だと反論した人は、「こまかくない」という悪魔の証明をつっぱねれば、自分の考えていることは語る価値があるとかんがえていることになるので、中間の概念を重要だという概念と同一視していることになる。あるいはこの人は細かいか細かくないか(重要か)という二分法で成り立っている。
そして後から同じように悪魔の証明だと言ってる側は、「お前自身が重要だと証明するべきなんだよ」と言っている。それをしないかぎり、あるいは悪魔の証明を求めたところで、語る価値があることにはならないという態度である。これすなわち、この人の頭の中には中間の概念があってもなくてもいいことになる。
中間の概念があったとしても、最初の時点では「細かいことの語る価値」にしか言及しておらず、中間である場合にはどうかということには言明していないので、ここで改めて中間も含めて語る価値がないと考えていることになる態度をとっていたとしても矛盾はしていない。
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で、だからなんだという話なんだ…どちらが悪魔の証明なのかを考察するのには役に立ちそうもないようなそうでもないような感がある
こまけえこたあいいんだよと言われて、じゃあお前が俺の問題としていることが細かいということを証明しな、俺に俺の問題としていることが細かくないということの証明を求めるのは...
(続き)最大で、細かい、細かくもないが重要でもない、重要だ、と三分割できるとする。 最初にこまけえこたあ~と言った人は、少なくとも細かいことの語る価値を否定している。この...
こうしてふたりの悪魔を探す果てしなき旅は始まった