「能力バトルがインフレするまでは面白かったのに、主人公が強くなりすぎた辺りからつまらなくなった」
と思ってそう。
序盤も終盤も人間関係という主題を回すための道具として能力があったわけだという事を理解してくれなそう。
状況ごとに話を回すのに都合がいい能力を扱っているだけなのでインフレとかそういう見方がそもそも違うんだけど。
多分、能力バトルって呼ばれるジャンルを読みすぎると、能力を使って格好良く頭良く状況を打開するシーンを描くのがメインになって人間関係さえその舞台装置として感じるようになっちゃうんだろうな。
同じ漫画を読んでいても頭の中では全く別の漫画を読んでる状態なんだと思う。
色んな人に評価される漫画は、皆が同じようなものを脳の中で読めるようにしてるか、いろんな見方をしてもほぼ全てが楽しいかのどっちかなんだろうね。