2021-10-27

○○したいけど○○したくない

これまで飼ったイヌは、みんな、俺の見ているところで死んでいった。

最期はもうよぼよぼなのに俺の後をくっついて歩いて、いよいよというタイミングになるともうべったりくっついて、「ちゃんとそこで見ていてね」という感じで何度も俺がそこで見ていることを確認しながら、おとなしく死んでいった。

気持ちはよくわかる。

だって最期の瞬間は信頼する人が見てくれているときに迎えたい。

ちょっとカップ焼きそばのお湯を捨てに行っている間に死ぬ」とかは嫌だ。

 

でも、実際に自分死ぬ瞬間に一緒にいて欲しい人がいるかというと、そんなのはいない。

死ぬのは、絶対に一人がいい。

できることなら、死自体を知られたくない。

デスノートで言ったら南空ナオミ現実で言ったら風船おじさんみたいに、死んでないのではないかと思われたまま忘れ去られたい。

増田最期はこうだった」と知られたくない。

本当はそんな死に方は嫌だけど、でも、そうやって死にたい

  • 力作のよく考えさせられる文だけど。 ねぇ、せっかく今生きているのに 自分が死んだ時の事考えてばかりって勿体なくない?

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