まず絵が変わる。
基本的に今だとアナログの小汚い絵からシャープなデジタルへと変化する。
だがベテランになってくると手を抜くのか段々と手癖が強くなって線の本質的な部分が薄汚くなる。
それと格好つけた画作りを始めた結果全体としてチグハグになりがちだし、冒険をやめた結果一度受けた作風を繰り返すようになる。
言葉も変わる。
作者の中で流行っている最近の言葉を取り入れてくる。
たとえば笑い方のクセが変わって「アハハハ」→「クスクス」→「(笑)」→「ワロタ」みたいな感じでキャラごとでなく全体で変化するのが5年ぐらいおきにある。
新しい口調のキャラが出てくるのではなく作者の扱うキャラ全部の喋り方が丸ごと変わっていくというのは非常に面白い。
結局の所人形は糸を引いてる傀儡子の手駒であって、それ自体が本当に動き出すということはないんだと分かる。
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