都会の人はエスカレーターと同様、左側に寄って、右側は急ぐ人用に空けてある
今日その動く歩道に乗っていたら、右側にずっと立っている人がいた
足が不自由なのか杖を手に持っていた
だんだんとその人の後ろに人が溜まっていって、明らかにボトルネックになっていた
左によればいいのになぁと思いながらもあと1mもないので静観していたら、降りる時にスピードが落ち、
後ろにつかえていた人たちで雪崩が起きそうになった
その時、その場にいた人がさっとその先頭のつかえていた人の手を取って支えてあげて
転倒は免れた
その人は「大丈夫ですか?」と声をかけ、しばらく付き添ってあげていた
後ろに並んでいた人も早くどけよと言った感じで言葉に出さないまでもプレッシャーを与えていた
何をそんなに急いでいるんだろう
優しい人間になりたい