利他社会にとって子供をつくるということは矛盾している。
子供を作るという行為は自分の遺伝子を複製するという利己的な行為であるからだ。
利他社会にとってそういった利己的な行為は代償を伴う。
対価が必要なのである。
では子供を作る行為の対価とは何か。
子供自身である。
利他社会に子供を供物として捧げ初めて許しを得る。
そのため、子供は勝手に死ぬことが許されておらず、自殺が問題になる。
私たちは生きる目的などいろいろ考えているが
利他社会にとって子供という存在価値は決まっている。
利他的に子供を作るべきではないだろうか
利己を為す犠牲としての子供ではなく
利他のための子供であるべきだ。
結局どちらの社会がよいかという問題に突き当たるが
利他社会にとってはそうであった方がいいだろう。
Permalink | 記事への反応(1) | 17:33
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なかなかおもしろい考察だなあ