それは認可と補助金という規制によって中価格帯が存在しないからです。
ちょっと違うことをしたら補助金がもらえなくなって、料金を周囲よりもかなり高く設定しなければならなくなるという状況では、中価格帯は存在できません。
保育だけして安い園もあり、多少の教育も加えたり、遊びを重視したり、食事を気にかけたりなど各自特色を出して中価格の園もあり、それらがすべて高品質な高額な園もあるのが自然で効率的ですよ。
中価格帯が存在しないことは自分が求める保育園を選べない消費者だけでなく、労働者にとっても不幸です。
例えば、超高級店で働くほどでないけれど、低価格店ではスキルが高すぎるという人は、そのスキルに合った給料をもらえません。
結果として、労働者からスキルアップを努力するインセンティブが失われ、誰も質を気にかけなくなります。
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