入院してる二人の男の話あったじゃん
二人とも不治の病かなんかでまともに体も動かせない。
一方の男は共同病室の窓際のベッドを使ってて、季節が巡る度に窓から見える風景を逐一病室の患者達に教えてくれる
「桜の花が綺麗だよ」とか「子供たちが遊んでいるよ」とか
そんな言葉を聞きながら、一方の窓際から遠い男は、窓際の男のことを心底羨ましく思っていた。
「俺だって窓からの風景を見ながら残りの人生を過ごしたい」と。
で、ある夜更けに窓際の男が危篤になる
窓際から遠いベッドで横たわっていた一方の男だけが病室の中で起きていて、ナースコールできる状態にあった。苦しんでいる窓際の男は自力で看護師を呼べる状態ではない。
苦しんでいる窓際の男を見ながら、男は思う。「このまま窓際の男が亡くなれば、その代わりに俺が窓際のベッドを使うことができるようになるかもしれない」と
◇
その後の展開はお馴染みで、窓際の男は亡くなり、そして目論見通り一方の男は窓際のベッドに移動するのだけれど、そこからは男の言っていたような風景は一切見えず、うらぶれた灰色のビルの壁面が見えるだけだった、って話。
今にして思うのは、道徳の教科書にこの話を載せたのは一体どんな奴で、どんな意図で載せたかってことなんだよな。
何でなんだろうと思ったんだよ
「カーテンの向こう」でググったら指導案がいっぱい出てきたけどPDFだから開きたくない
今PDF見たんだけどなんつーか違和感しか無かったわ
教訓は嘘をつくなっことかな
うーん
俺は今でもこの話が教科書に載ってていいと思うけど、 今だとふとした瞬間にツイッターで炎上しそうな話だな ???「こんな嘘つきの話を道徳の教科書に載せるな!誠実な嘘なら...
お前さんのその発言も大分ポリティカルではあるw
唐突に女の話に持っていくのおもろいw言いそう
anond:20201204140145 文学というものは悪意を前提に描かれる場合もある。 自分が十五歳だった時に、この道徳の教科書についての授業が行われたんだけど、その時こんな課題が付された...