津野米咲さん、私は存じ上げない方だったが、とても悲しい。
私も29歳のときに、自ら命を絶とうとした事がある。
色々な事が折り重なり、半年ほどうつで苦しんだ後、ふと「死ねば開放される」と思いついた。
結果的に、私は死ななかった。
なぜ死ななかったのかはわからない。
そう思いついた時までの記憶は鮮明にあるのだけど、その後の数時間の記憶が無く、ただボーっとしている内に諦めたのか、死のうとしたけどやめたのかはわからない。
それから随分時間がたったけど、2年ほど前にも、また様々な事があって死んでしまおうかなと思った。
今死んでしまったとすると、周りの人たちは多分原因が分からないと言うんだと思う。
私としては、がんばった事に対して、ただ一言「がんばったね」と言ってもらえたら、死んでしまおうかなとは思わなかった。
今は、周りから見れば日々幸せそうに暮らしている様に見えるのだろうけど、私としては細い紐の上をふらふら綱渡りしている様な状態。
いつ足を踏み外すかわからない。
いくら、命のダイヤルとか相談先の番号を目にしても何の意味も無くなる。
周りの人たちに、気づいてあげてと言うのは酷だけど、それでも、もし気になる人がいるのなら、優しい声をかけてあげて。
がんばったね、もう大丈夫だよって。