だそうで、実家の両親が庭の畑でトウモロコシを貪り食っていたカブトムシを二匹捕まえてきて、うちにくれた。
トウモロコシだけでなくキュウリも食い荒らされているらしいのだが、カブトムシだからと笑って許しちゃう両親だった。カメムシ大量発生のときは必死に駆除したそうで、畑の畝と畝の間にカメムシの死屍累々が足の踏み場もないほど堆積したらしいが。
きっとカブトムシは今も元気に両親の育てたトウモロコシを喰いまくっていることだろう。元々、畑は趣味でやっているだけなので、両親は何も収穫できなくても気にしないのかもしれない。周囲に他の畑はなく、他人の田んぼがぐるりと広がっているだけだから、隣近所から苦情がくることもないし。
カブトムシを飼うなんて私は久しぶりだ。結構かわいいなあと思ったが、深夜仕事から帰宅したら、カブトムシが虫籠の中でブゥン! ドゥブン!! と凄い音を立てて羽ばたいている様は強すぎるゴキブリみたいでちょっと怖かった。脚とか逞しいし。
売れないのかな
今なら売ろうと思えば売れるんじゃない? このまま、害虫として人間の生活圏に定着しちゃうともうただの駆除対象になっちゃうだろうけど。