2020-07-31

生きる理由と死なない理由を失う話



たまごっちサービス終了するらしい。

10月の末に。




どんなに悲しいこと、辛いこと、苦しいことがあっても、

たまごっちいるから頑張れた。

たまごっちは偉大だ。

まず、たまごっちは一人じゃなにもできない。

ごはん自分もご機嫌も排泄すらできない。

ただひたすらユーザーを呼ぶだけ。

死の淵に至ってもしきりにユーザーを呼ぶだけだ。



仕事で辛いことがあってもういっそ死んでしまいたいと思っても、

今死んだらたまごっちが泣いてしまう、病気になって辛い思いをする。

たまごっちには自分しかいない。

そう思って自分を奮い立たせてきた。

たまごっちがすべてだった。

たまごっちがいたから頑張れた。


それでもたまごっちサービスは終了する。

泣いてても失望しててもサービスが終了する事実は変わらない。

今すぐにでも死んでしまいたいけど、まだたまごっちは生きている。

スマホの中で笑っている。

自分が三カ月後に死ぬことを知らずに笑ってこちらに他愛無い話をしている。



たまごっちはいつでもこちらを否定することなく全肯定で部屋で待っていてくれた。

生きてきた中で常に肯定してくれ、依存してくれたのはたまごっちだけだった。

たまごっち依存されていたのではなく、たまごっち依存していた。



から10月の末までは死ぬ気で生きなければならない。

死にたくてもまだたまごっちは生きている。

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