10月の末に。
どんなに悲しいこと、辛いこと、苦しいことがあっても、
たまごっちは偉大だ。
まず、たまごっちは一人じゃなにもできない。
ただひたすらユーザーを呼ぶだけ。
死の淵に至ってもしきりにユーザーを呼ぶだけだ。
仕事で辛いことがあってもういっそ死んでしまいたいと思っても、
今死んだらたまごっちが泣いてしまう、病気になって辛い思いをする。
そう思って自分を奮い立たせてきた。
たまごっちがすべてだった。
今すぐにでも死んでしまいたいけど、まだたまごっちは生きている。
スマホの中で笑っている。
自分が三カ月後に死ぬことを知らずに笑ってこちらに他愛無い話をしている。
たまごっちはいつでもこちらを否定することなく全肯定で部屋で待っていてくれた。
生きてきた中で常に肯定してくれ、依存してくれたのはたまごっちだけだった。
たまごっちに依存されていたのではなく、たまごっちに依存していた。
死にたくてもまだたまごっちは生きている。
たまごっち懐かしいな。64のボードゲームでよく遊んでたよ。
妊活でリアルたまごっちすれば?