2020-04-03

東京検査キャパの制約により、感染発覚数が頭打ちになるかも

新型コロナについて、東京では感染(発覚)者数が40人くらいであった3月中旬検査人数は75から90手前くらいで推移していた。そして97人の感染発覚が発表された4/2は、検査数が164人。検査キャパ100-120人くらいだろうか。

一方で、3/28、3/29はそれぞれ244人、330人検査していて飛び抜けている。これはリソースを過稼働させた異常値なのか、それともこれからを見据えて稼働させていなかったものを動かしてみたテスト運転なのか。

1) 検査陽性率がかなり高くなってきている。3月中旬10%くらいだったものが、ここ数日は40-60%。規模の大きな院内感染も影響しているだろうが、検査キャパに近づいているためだろうか、検査対象を一層絞り始めた結果ゆえではないか

2) CTが普及しているため、特徴的な肺炎像を確認してからPCR実施することから検査数が少ないとの主張があるが、肺炎確認してからであれば検査陽性率はもっと高くなるのではとも思う。濃厚接触者を検査対象にしていたことで陽性率が下がっていたと想定すると、陽性率が上がってきている状況は、無症状の濃厚接触などが検査対象から外されててきている可能性があるのではないか検査キャパを超え始め、感染の鎖を断つための検査にまで手が回らなくなってきているのだろうか。

発覚数の増加は落ち着くが、検査陽性率があがってくる状況は、検査キャパを超えてきたサインなのかもしれない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん