なんとなくサイボーグについて考えていた。
いわゆる脳を残してあとは機械でもいいのか悪いのか的な。
ゆるく考えるにあたって、以前見た「NHKスペシャル シリーズ人体」が思い出された。
最近の医学で常識化していることとして、「脳は司令塔ではなく内臓の一種である」
という考え方が主流になってきているとかなんとか。
例えば腸から脳へと信号が送られ、それを脳が受け取って情緒が変化するなど。
そして欠損した人は欠損部分に近い臓器が欠損臓器の信号などを代替する。
全身サイボーグ化する事自体、こういう相互関係を失うことでもある。
いいか悪いかと言われると、総体として人間ではなくなってきていることは確か。
人間的機能としては後退しているように思える。
繊細で壊れやすく情緒的だから人の体には価値があるような気がする。
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