・飼い猫
・猫に負けない気持ち
服従したら負け
猫には無視される。無視されるとノーゲームになるんじゃないの?と思いきや、そこからワンサイドゲームに持っていける方法がある。
猫がそっぽを向いていたら「あ、ついボールを猫の目の前に投げてしまった!」という体でボールを目の前になげる。
猫がボールで遊んでる時に近づき、「ちゅ~る食うか。(冷淡に、それでいて語りかけるかのように)」といってちゅ~るを出す。
完璧。
家に買えると猫はエアコンの風が一番よくあたるところでこちらをみていた。
あとは机の横にあるボールを自然な形で投げるだけ、だがボールがない。ここにいつもおいてあるのに。
あれ?ない。キョロキョロ見渡す。椅子から立ち上がって椅子の下や机の下、棚の下をみる。あれ?ない…。
「マー」
猫が鳴く。猫を見るとボールをこちらに転がしてくる。なんて賢い!
だめだ。
「ノーゲーム!」
私は心の中で叫ぶ。
「良い子だねぇ~ミワちゅわぁ~ん、ちゅ~る食べるぅ~?」
今日こそは必ず。