2019-10-06

二分の一成人式の恨み

もう四半世紀前に二分の一成人式をやらされた。

公立小学校。10歳の二分の一成人式のために、これまでの自分史をまとめろと言われた。

保育園の時の親と保育士の間の連絡帳を見せてもらった。3歳ぐらいの時に、「この子は言うことを聞かない」「この子おかしい」みたいな、保育士罵詈雑言がそのまま書いてあった。

ショックだったが、とにかく自分史を書けと言われたので、「自分は3歳ぐらいのときにこんなに悪い人間だった」「自分は罪人だ」「自分は生きる価値がない」と書いて提出した。

10歳の二分の一成人式ときから、ずっと自分は罪人で、生きていてはいけない人間だと思って生きてきた。

当時、二分の一成人式をすすめる小学校教員たちと同じぐらいの年代になったが、責任をとってほしい。二分の一成人式をすすめる小学校教員は、「私は3歳のときにこんなひどいことをした人間です!生きる価値のない罪人で罰を受けなければなりません!」と全校に宣言しなければならない。そうする義務が彼らにはあるはずだし、そうしなければ小学校教員は誠実ではない。

自分二分の一成人式のせいで、四半世紀、自分は生きる価値のない罪人だと思いながら生きる事によって適切に罰を受けた。

二分の一成人式をすすめる小学校教員にも、同じことをしてほしい。彼らはそうしなければならない。徹底的に自分を責め、自分は生きる価値のない罪人だと思ってもらわなければ、誠実ではない。

自分にも娘がいる。娘が10歳になるころ、小学校二分の一成人式をやるようなら、担任教員には、それなりの責任をとってもらわなければならぬ。

二分の一成人式をすすめる小学校教員は、社会から罰を与えられなければならない。

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