あんな美味いピザ食べたこと無かったし、まさか宅配ピザ食べて感動するなんて思わなかった。
ピザは好みの具と、控えめな生地さえあればいいと思っていた。何なら、重くてゴムみたいなすすの味のする生地は邪魔だった。
焼きたての熱で生地の底がべっちゃりして、美味しくないピザのイメージが強かった。重すぎるピザは味なんて楽しむ余裕なく、冷える前に必死に消費するものだったのに。
ふわふわでサックサク、揚げ焼きしたような香ばしい米粉の生地が具の邪魔をせず豊かな香りで旨みに厚みを持たせ....と、そこからは語彙がなくなる旨みに溺れ、声を上げて感動しながらピザを貪った。
具の美味しさももちろんだが、生地が変わるとこんなにもピザ体験が変わるのか!?と驚いた。
ワイは逆に「ふっくら」とか「もっちり」に偏りがちな日本の食品業界がすごく嫌いなんだよな。 良いとか悪いとかじゃなくてあくまでも好みなんだけど、自分の好みに合うものが少な...