2019-06-07

バ美肉おじさんと哲学的ゾンビ

哲学的ゾンビ、という思考実験がある。

見た目・行動・反応といったあらゆる外面的側面が人間のもので、しかしその中身はゾンビであるという存在があったとして、人間ゾンビ区別することができるか、という問いかである

仮にそんな存在がいたとすれば、捕まえて解剖でもしない限り、我々は人間哲学的ゾンビとを区別することはできないであろう。

そして現代バ美肉おじさんと呼ばれる者たちが現れた。

彼女らは、美少女の見た目をし、美少女として振る舞い、そして美少女のような声で笑う。

そんな彼女らを我々はネットを通して観測する。

果たして彼女らの魂は美少女なのだろうか。それともやはり美少女の殻を被ったおじさんに過ぎぬのだろうか。はたまた自分をおじさんだと勘違いしているだけの美少女なのだろうか。

彼女らの魂を捕まえられぬ我々に、それを区別することはできるだろうか。そしてそれを区別する意味はあるのだろうか。

ーーそう、彼女らは、いうなれば現代ネット社会が生みだした『哲学的美少女』なのである

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