見た目・行動・反応といったあらゆる外面的側面が人間そのもので、しかしその中身はゾンビであるという存在があったとして、人間とゾンビを区別することができるか、という問いかけである。
仮にそんな存在がいたとすれば、捕まえて解剖でもしない限り、我々は人間と哲学的ゾンビとを区別することはできないであろう。
彼女らは、美少女の見た目をし、美少女として振る舞い、そして美少女のような声で笑う。
果たして、彼女らの魂は美少女なのだろうか。それともやはり美少女の殻を被ったおじさんに過ぎぬのだろうか。はたまた自分をおじさんだと勘違いしているだけの美少女なのだろうか。