一番代表作っぽい『五色の舟』っていう短編だけだけど。
率直に、とっても面白かった。わかりやすく言えば「大人向けのお伽話」って感じ。
短いながらにも、その作品の世界観がちゃんとあって、読後に考えさせられるテーマ性もあった。あまり触れたことのないような題材と空気感の作品だったから、読んでいて新鮮で良い読書体験ができたと思う。
ただ、共感重視の大衆には受けないだろうなあ、とも感じた。
何はともあれ、売れないからって無碍にされては非常に勿体ない作家さんだということはわかった。
Permalink | 記事への反応(1) | 17:21
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売れないから無碍にされてるんじゃないぞ イデオロギーに狂って個人攻撃したり、取引先の売れ筋商品を小馬鹿にするから切られただけやぞ
そこら辺の細かい話は、今回はどうでもよくて。 ただ、話題になってる人の本を読んでみたけど面白かったよ、ってことを伝えたかった。 ちょっと迷ったけど、やっぱり最後の一文は無...
作品の良しあしは作家の品性とは必ずしも関係しないってことだね。 俺はこの作家をこれ以上読む気失せたけど。