「私はこの作品を読んでこのように傷ついた」という表明で
「この作品は非常に悪い」という文章を綴ったときに
それが個人的なものでしかないなら一種の「茶化し」でしかない。
あの文章は個人的な悲しみを綴ったのであろうが、個人的な悲しみでしかない。
自身を性的マイノリティと言うのなら、表現者としての主人公のキャラクターにも
きちんと言及するべきだった。ただ(妹の妄想である)裸をさらされて恥辱にまみれるだけの物語ではない。
自分の傷だけを見て物語を否定するなら「茶化し」以上の何ものでもないのではないか。
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