2019-04-21

アルジャーノンに花束を」の続きが読みたい

ズルいよね。

一番きれいな所で終わってさ。

あのあとアルジャーノンは障害者施設でもがいてもがいて周りの人に迷惑をかけまくって、キレまくって、自己嫌悪を起こす知能すら無くなって、最後には何も分からなくなってヘラヘラ笑いながら脳が壊れて死んでいくんだよね。

それを描かないで終わるなんてズルいよね。

物語主人公であるという特権を振り回して、人生の一番激しくて美しかった部分だけを写してもらって舞台裏に消えていく。

その後声をかけてもカーテンコールに出てくるのは、惨めにクソをたれながらそれをゴリラみたいに投げつけて回る狂人じゃなくて、爽やかな笑顔青年だけ。

ズルいよ。

  • お前……… アルジャーノンはネズミの名前やぞ チャーリーやろ

  • あれって無能は分相応に道化として周りのサンドバッグになってればいいんだっつう キイス先生の高みからの御講釈だから嫌い

  • あるじゃの園

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