2018-08-21

カメラを止めるな!オリジナリティについて

ようやく本編を見てきた。エンドロールには確かに原案として「GHOST IN THE BOX」とあった。映画を見た感想としては、そもそもパクリであると言うのは少し無理があると思った。

GHOST IN THE BOX」は舞台である。「カメラを止めるな!」の映画としての魅力は舞台では再現不可能だと思った。ネタバレにならないようにしたいけど、この映画は非常に映画的で、映画でなければダメ作品だ。この一点に置いて舞台のほうを「原案」とするのは合ってると感じる。

恐らく監督本人が言ってるように舞台GHOST IN THE BOX」の内容と基本的構造は同じなんだろう。それが例えば謎解きが逸脱などミステリーだとか、人の心を見事に映し出すような優れた人間ドラマであるとか、そういうのならこれは問題に感じると思う。でも「カメラを止めるな!」はそういったタイプ映画ではない。

自分が見た限り、これは映画、広義では映像作品じゃなきゃダメ映画だと感じたし、それこそがこの作品オリジナリティ、ヒットした要因だと思った。

  • 君は映画館の回し者かなにかか?? 見たくなっちゃっちゃじゃない!(いい意味で

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