ようやく本編を見てきた。エンドロールには確かに原案として「GHOST IN THE BOX」とあった。映画を見た感想としては、そもそもパクリであると言うのは少し無理があると思った。
「GHOST IN THE BOX」は舞台である。「カメラを止めるな!」の映画としての魅力は舞台では再現不可能だと思った。ネタバレにならないようにしたいけど、この映画は非常に映画的で、映画でなければダメな作品だ。この一点に置いて舞台のほうを「原案」とするのは合ってると感じる。
恐らく監督本人が言ってるように舞台「GHOST IN THE BOX」の内容と基本的な構造は同じなんだろう。それが例えば謎解きが逸脱などミステリーだとか、人の心を見事に映し出すような優れた人間ドラマであるとか、そういうのならこれは問題に感じると思う。でも「カメラを止めるな!」はそういったタイプの映画ではない。
自分が見た限り、これは映画、広義では映像作品じゃなきゃダメな映画だと感じたし、それこそがこの作品のオリジナリティ、ヒットした要因だと思った。
君は映画館の回し者かなにかか?? 見たくなっちゃっちゃじゃない!(いい意味で