2018-08-21

手ひどく傷つけた彼女名前を、30年ぶりに聞いた。

当時、彼女と私は、同じチームに属していた。

ほらあれだ。機動警察パトレイバー2で、研究室のみなで写真に収まっているような図を想像してくれればよい。

でも裏では、私は彼女と付き合っており、最終的には非常に醜い別れ方をした。

チームリーダーだった人が定年を迎えたとのことで、その送別会に参加していたらしい。

私は現在心理的にも距離的にも遠い場所におり、送別会には参加できなかった。

というか、送別会があったことすら知らなかった(知り得るつながりがなくなっていた)。

ただ、そのときチームにいた知人が、

「次、みんなで会う機会には、お前もこないか? ○○さんもいたぞ」と誘ってくれた。

もちろん彼も、私と彼女が付き合っていたことは知らない(はずだ)。

単に同窓の1人が来なくてさびしいなあ、と、好意で誘ってくれたのだろう。

いまさら何もできないし、私は、チームの皆に、そして彼女に会うことは、2度とないだろう。

もう何十年も覚悟してたのに、名前を聞いてしまい、胸がざわついて仕方がない。

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