昨日の夜のことだった。静まり返った住宅地をゆっくり車で走っていたら、前から歩行者。姿形は若い女性だが、なにかおかしい。
顔だ。青白く光っている。まるで能面か何かのようなその顔は、ヘッドライトのレンジを少し外れた薄暗がりのなかでぼんやり光っている。
映画の一シーンのようだなと思ったが、考えてみればこれは現実で、そのホラー映画の場面の中に自分は放り込まれている。背筋が寒くなった。
すれ違い際によく見ると、別にゾンビでも何でもない、ただの人間だった。
蛍光ファンデーションって、あるの?
怖いわ
Permalink | 記事への反応(0) | 11:27
ツイートシェア