いや、そんなたいした意味はない。
江戸時代とか明治とか、落語と講談ってのがあって、落語よりもむしろ講談のほうが流行っていたと聞いたような気がする。
しかし、ラジオはともかくテレビの時代になると、講談はもうすっかり衰退した。
講談で聞いていた勇ましい戦の話は、これはもうテレビや映画の時代劇にはまったく対抗できない。
時代劇に限らず、講談でやっていたような話は、現代の映像と音楽のシステムの前に歯が立たない。
(ラノベと漫画は残っているので、それはテレビに対抗できているすごいシステムだ)
一方、落語はほとんど声で一部動きや音もあるけれど、いまでもテレビの映像システムに対抗できている。これはどういうことか。
落語以上に動きの入った漫才やら、音楽の強いリズム芸人やら、まあそれなりに頑張ってはいるけれど、落語を滅ぼすほどの力はない。