ある日、その先生の前で小林よしのりのゴーマニズム宣言を読んでいたら声をかけられた。
「それは自分で買ったのかね?」
そう答えたら、その先生は「そうか」とだけ答えてどこかに行った。憶測でしかないけど、多分図書室の司書先生に抗議しに行ったんだと思う。
その日以降も先生は朝日新聞を読んでいたし、図書室のゴーマニズム宣言も無くならなかった。
でも、読書遍歴を握られるってことはこうして勝手な憶測をされるってことだ。いや、勝手な憶測をしてるのは私だよ?
まぁ、読んでいるもので勝手に人となりを憶測されるのはいい気分じゃないよね。ましてや、それで次に読むものを指示されたりとかなんて。
なんで、ゴーマニズム宣言は読まなくなっちゃったの??
あの芸風に飽きた。
無実だ。ここから出してくれ