をここしばらくできてない。
常にその作品に接していなければ禁断症状が出てきてしまう、日常生活を送ることが困難になるようなフィクション体験です。
昔は容易にフィクションに耽溺することができてたんすよ。
とにかく一定水準以上のフィクションに触れれば、しばらくはその世界に浸ってられたんです。
でも今はそうじゃない。
読みはじめてもすぐに「あーこれ無理だわ」ってなることが多い。
なんとか最後まで読めて、しかもわりと楽しめたケースでも、やっと読み終わったーつかれたーという疲労感が先行する。
最後まで読み終わって心にぽっかり穴が空くようなことはなくなった。
それがアニメとかマンガを卒業するってことなのかもしれませんけど、そんなん寂しいじゃないですか。
あんだけ楽しかったものがもう楽しめなくて、むしろ虚しいと感じてしまうなんて。
こう、なんとかならないですかね。
フィクションへの執着って取り戻せないんでしょうか。