■歳を重ねる度に
幼くなっていく気がする。
見た目はたぶん年齢相応なんだけど、精神が全然年齢に追いつかない。
気持ちは10代の頃のまんまだ。30代の今でも、いつか純愛や青春ができることを信じているし、子どもを育てる資格なんて自分には無いと思っているし、綺麗な物を見たまま綺麗だと言うし、かと思えば不必要なほど疑り深かったりする。
自分に残された自由な時間はもうそう多くはないはずなのだ。親兄弟は歳を取る。身体のあちこちにガタがくる。柵と黒歴史ばかりがどんどん増える(これもそのうちの一つ)。
人生の選択肢が目に見えて狭まっていく中で、なぜこんなに夢見がちでいられるのだろう。自分の危機感の無さに嫌気がさす。
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