1781年に、クールラント公国(現在のラトビア)に生まれた。
最後のクールラント公ペーター・フォン・ビロンの四人の娘のうちの一人。
教養豊かで美貌も備えた彼女は社交界で奔放に振る舞い、
やがてオーストリア宰相メッテルニヒの愛人となった。
メッテルニヒが反ナポレオンに舵を切ったのはヴィルヘルミーネの影響だという。
ちなみにヴィルヘルミーネの妹ドロテアはフランスの大政治家タレーランの愛人。
貧しい子どもたちへの慈善活動の一環として、
チェコの国民的作家ボジェナ・ニェムツォヴァーにも援助をしており、
小説「おばあさん」にはヴィルヘルミーネをモデルとした公爵夫人が登場する。
英語版Wikipediaに載ってる肖像画がかわいい。
Permalink | 記事への反応(1) | 15:08
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おもしろい。続けてくれ。