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よく言われる「魚じゃなくて釣りの仕方を教えろ」って喩えさ、手間のかかりっぷりを舐めてないか？
『釣りの仕方を教えればいい』とか気軽に言うやつの考える『釣りの仕方』って、『棒に適当な糸つけて水に垂らせば終わり』レベルなんじゃねーかな。
実際は『よくしなる棒を用意し、それに細くて丈夫な糸をしっかりと固定し、棒から垂れている方の糸の端に返しのついた針をしっかりと固定し、その針の先端に餌を取り付け、魚がいるような水辺に行き、そこで水の下に静かに糸を垂らし、その状態で棒に振動が来るまで待ち続け、糸を降ろして１０分ほど時間が経っても振動が来なかった時は気づかないうちに餌が取られていないかを確認し、もしも振動が来た時は竿を振り上げて魚を自分の手元まで引き寄せる」程度の説明は最低限必要だよな？
そんだけ説明しても、そもそも細くて丈夫な糸とか、よくしなる棒とか、返しのついた針とか用意するのもそう簡単じゃないんだよ。
ここで「釣具屋に行けばいいだろｗｗｗｗ」とか抜かしてくる奴は……他の人間が用意してくれた完成度の高いマニュアルに支えられている自分の幸福に気づけ無いクソ野郎だよ。
そんなもんそうそう無いんだよ。
だから作らなきゃならねんだ。
そういう話をしているんだよ。
貧困なやつに、自炊したらとか携帯安いのにしたらとか教えても、めんどくさがってやらないもんな。 教えて実践できる計画性とか忍耐があったら、貧困におちいってないって話だし。
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