親の敷いたレールの上をほぼ走って生きてきた。本当にずっと。
まあ自分もそれに乗られるように生きていれば、よっぽど大丈夫だと思っていた。
本当にとても運良く、入社した会社は誰もが知るようなところだった。
事実そこに入るために必死で、心身ともに追い詰められながら就活をした。
「これでやっと人生ほぼクリアした!」と思ったけど、甘かった。
自分は本当にここで働きたいのだろうか、本当に望んでここにきたのか。
やりたいことをできる人はおろか、やりたいことが見つかる人の方が少ないと分かってる。
しかもやりたいことが見つかったところで、親の敷いたレールから離れられないような自分はそちらに進むこともまあ出来なかったと思う。
でも多分自分はやりたいことを見つけようとすらしてこないでここまで生きてきたんだと思う。
きっとこれからも見つからないし、見つけようとすることもないと思う。
きっと会社を辞める勇気もなく、社内恋愛して、結婚して、子供ができて、子供にも自分と同じような道を選んでほしいと願い、育てる。
きっと駅から弊社に向かうおじさんたちと30年後は同じ顔をしている。
自分がこんなこと書いてるのが恥ずかしいけど、言葉にしないと壊れてしまいそうだ。
明日最寄り駅で降りるのが怖い。
まあそんなことは無理だろう。
気取った苦悩ですね(by 太宰)
じゃあ鎌倉で鳩サブレでも食って海行くか