昔からの習慣で部屋にいる時はテレビをつけっぱなしにしていたのだがやめた。
10代20代の時は面白い、かっこいい、かわいい人が出ているテレビは偶像として目的的に機能していた。なんにせよテレビにうつる人は努力して勝った人だ。そんな人に憧れ同質化しようと試みるのは若いうちは可能だがもう無理だ。
勝った人ばかり映すテレビがもう現実的ではないとずっと前から気づいていたが30にしてとうとううざったくなってきてしまった。
これは自分の向上心の欠落なのかテレビがもともと虚構だったのかわからないがとにかくテレビのバブル感が不協和音としてしか受け取れなくなってしまった。
俺は20歳だったわ