仕事仲間とはそれなりに仲が良く、互いの苦労を労うような会話はよくする
しかしその中で、仲間同士がいわゆる「奴隷の鎖自慢」のようなことをして
さらにお世辞半分にその苦労を「偉い」と褒め合うのが耐え難い
君たちだって、こんな労働条件はおかしい、改善すべきだと言っていたじゃないか
上の世代がした苦労を「お前らも苦しめ」とばかりに下の世代に押し付けるのはおかしいと言ってたじゃないか
なのに、苦労に耐えるのを偉いと褒めてしまうのか
わかってる、未来の理想なんかより目の前の共感が求められてるってことは
その時々により人の言葉は浮動的で、終始一貫を求める方が間違っているのもわかる
それでも、「偉い」が交わされるたびに自分や彼らの首がどんどん締まっていくような気がして耐え難い
もう彼らと仲間でいることをやめるしかないのだろうか