2017-11-29

役者の演技が役と噛み合ってない」は誰が悪いの?

ハマり役という言葉がある。

その役者をその役にしたのが大成功というパターンだ。

その逆もある。

たとえば、シンゴジラのアレ。

アレは本当に酷かった。

アレさえなければと誰もが思っただろう。

アレが無理してあんな喋り方してなければ、やたと出張らなければ、言いたいことは誰しもの心に様々だろうが、アレをアレの役にしたのは間違いだった。

さて、この場合は誰が悪いのだろうか?

そもそもアレが入り込むような枠を作ったのが間違いだとも言える。

アレをアレの役にしたのが間違いとも言える。

アレにアノ演技をさせたのが間違いとも言える。

アレの演技はアレとして、そんなのにやたら出番を与えたのが間違いだとも言える。

マフィアみたいに端役に徹すれば良かったのではないか、と。

さて、この場合は誰の責任なのだろうか。

アレがああなるまでに方向転換する道はいくらでもあったわけで、どこで誰がどうブレーキを踏んだりハンドルもっと別の道へときるべきだったのか。

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