「おれ」。俺でもオレでもない、平仮名の愛しいヤツ。
個人的な意見だけど、大正、昭和の文学に出てきそうなストイックな男性を感じる。
なんかカッコつけてるけどどこか弱々しい印象で、そこがかわいい。
俺は逃げ続けた ←普通
オレは逃げ続けた ←ロックバンドの歌詞っぽい
おれは逃げ続けた ←文学的な香り
「おれ」という文字の響きは柔らかいのに、突き放すような無骨さもある。
それに中島敦とか筒井康隆の小説みたいでかっこいいしやっぱりかわいい。好き。
日本語の魔力って偉大だと思う。
誰か、共感してくれるひといないかな。
Permalink | 記事への反応(0) | 00:24
ツイートシェア