2017-10-09

Netflix制作費数十倍出してアニメーター救う!のか?

Netflixが莫大な制作費を出してアニメを作らせているというニュースで、「底辺アニメーター報酬が増える」とか「質アニメが増える」とか言って歓迎する声が多い。これまでの製作委員会方式悪名が広まりすぎているからだろう。

しかし、いくら莫大な制作費をもらったからといって、そのまま底辺アニメーターワーキングプア状態改善に使われることはないだろう。

Netflixが求めるものは質アニメから、増えた予算は質の向上に使ってもらわなくては困る。

底辺アニメーター報酬を上げたところで、目に見える質の向上にはつながらない。

莫大な予算は、優秀なスタッフを招いたり維持したりするために使われるのだ。

となると結局、アニメーター間の所得格差が広がるだけであろう。

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