2017-08-30

https://anond.hatelabo.jp/20170830123042

まず、「小さく見える」条件は何かというと、「視界全体に占める面積の割合が小さい」こと。

ここに物理的な必然性はない。その見えてるものは実際には小さくないし、人間の目と脳は物の遠近を知覚できるんだから、遠くにあるものを「小さい」と感じる必然性はない。どういうわけかわからないけど、人の脳は、たとえそれが遠くにあって、実際にはそれほど小さくないとわかっていても、「視界全体に占める面積の割合が小さい」というだけで「小さい」と感じるようにできている。これが第一理由

で、なんで遠くにあるものが視界に占める面積が小さくなるかというと、視界が放射状に広がっているから。カメラレンズと同じ。光の性質上そうなる。これが第2の理由

じゃあどういう構造であれば遠くのものが小さく見えないかというと、目の物理構造は同じでも脳がどう感じるかによっては小さく見えないんじゃないかと思う。例えば、人の脳のサイズ感覚が視界に占める面積の割合に影響されないようになっていれば、遠くのものでも小さく見えないんじゃないかと思う。

あるいは、カメラのように環境光をレンズで捉えて物を知覚するんじゃなくて、放射状に広がらない、レーザー光線を発射して、帰ってきた光線で知覚すれば、視界が放射状に広がらないから、遠くのものでも視界に占める面積の割合が小さくなることはない。

記事への反応 -
  • まぁ、そのままなんだけど、遠くの物って小さく見えるでしょ? あれ、なんで? 「遠近法だから」で遠くのものが小さくが見えるって、 その遠近法っていう理でなんで遠くの物が小さ...

    • まず、「小さく見える」条件は何かというと、「視界全体に占める面積の割合が小さい」こと。 ここに物理的な必然性はない。その見えてるものは実際には小さくないし、人間の目と脳...

    • 3DCGだと、透視投影と平行投影ってのがあって、平行投影だと遠近法は働かないんだけど、遠くにあるもんはやっぱり小さく見えるから「遠近法だから」って説明はあってない気がする。

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