2017-08-25

発達障害認知症

祖母認知症は、薬を定時に飲めなくなるまで進行してから発覚した。今はもう、緩やかに悪化していく認知症を指をくわえて見ているしかない。

なぜ発覚が遅れたかと言えば、祖母が元々ADHDに片足を突っ込んでいたかである。片付けられないのは元からだし、何もかも大雑把、時間感覚多数派とは違う。それは認知症の症状と地続きなのだった。「認知症 ADHD」と検索すれば、その見分け方ばかりがヒットする。

認知症多数派だけでなく、発達にも、誰の元にも降りかかる可能性がある。若い世代には発達障害認知度が上がっているし、診断率も高くなっている。診断済みでなくても、自覚があればマシだろう。

問題は、診断名が無く、自覚すら無い発達障害・そのグレーゾーン認知症をどう網に引っかけるか?ということである。私にはパッと思い付かない。今後数十年、発達障害認知されてきた世代認知症世代になるまでは、この問題は隠れた悩みの種として存在し続けるように思う。

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