一度、困窮に落ちたら、"豊か"になることを禁止されて、
"困窮を抜け出す"という最低限の目標のクリアしか認めさせてもらえないから。
這い上がること禁止された底辺労働者か、困窮者のままでいるかを選べと言われれば答えは一つ。例えどんなに落ちようとも。
ここで困窮の支援者を見てみよう。
支援者にとって困窮者は常に格下であり、自分より豊かになってはいけない存在である。
もし、支援者より高い収入を得るようなことがあればたちまち不満は爆発し、社会システムの不備を訴えることだろう。
かくして、豊かになるチャンスがなければ困窮のままでいたい困窮者と、
困窮者を自分より低位の職に押し込め、底辺を支えさせることを社会貢献だと自己暗示する支援者が出来上がるのである。
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