やたらと人あたりがよくて相槌上手、話の引出も豊富、返しも上手い、っていう人がいる。
単に頭がよくてコミュニケーション能力が高いのだと思うが、これが異性だったりすると心地よくて相手のことが気になりだしたり、「この子俺に気があるのか」と勘違いしそうになったりする。
若かりし頃にはそんな状況に舞い上がって早まった行動をし、1人勝手に落ち込んだこともあった。
さすがに現在はそんなことはないが、勘違いしそうになることは時折ある。
大人になって知恵もついた今ではそれだけでなく、「(たとえば『勘違いさせてやろう』というような)何らかの小悪魔的意図があってわざとやってるんじゃないか」とまで勘繰るようになってしまった。
おそらく、過去の経験から無意識のうちに自分を守るための防衛反応が出ているのだろうと推測する。
(はじめに警戒しておけば後々のダメージも少ない…)
本当に気があるにせよ、悪意であるにせよ、それに踊らされる自分、相手の意図を見抜けない自分がどことなく恥ずかしい、という話。
気がないなら気がない応対だけしてくれたらいのに。
メンドクサイ。