実家が築50年近くのボロ屋なのだが一昨年まで夏場はアルゼンチンアリの被害に悩まされていた。南米原種のものすごいチッコくて赤い蟻でどんな隙間からも家の中に入り込んで台所の食べ物を漁り尽くす。一度未開封のチーズおかきの個包装を破ってチーズに群がっていたこともあった。袋の糊付けの部分に隙間を見つけアルゼンチンアリが入ったようだ。しかし昨年はアルゼンチンアリが全然出てこなかった。なぜかと考えたら一昨年冬に家の門を工事し庭の一部をコンクリートで固めたことで雨水の流れが代わりアルゼンチンアリの巣を襲って数が激減したのではないかと推測した。で今年なのだが5月に入って暑くなりさっそく家の中に蟻が出たのだが出たのはアルゼンチンアリではなくそれより一回り大きい小柄な黒蟻だった(外でよく見る黒蟻よりは一回り小さい)。こぼした砂糖の拭き忘れに大量に群がっていてビックリした。アルゼンチンアリは体が極小なのでホコリを拭きとる感じでスーッと片付けることができるが、黒蟻だと片付けるにしても一体一体ブチッという感触を味合わなきゃいけなくて気持ち悪い。黒蟻が出てきたのはたまたまなのかそれとも今後夏の暑さが本格化してから今年はアルゼンチンアリが出て来るのか。