表立って言えないが、困っていることがある。
私は学食でよく食事を取っているのだが、そこでよくアタマの不自由な方々の団体に出くわす。これは比喩ではない。おそらく近所の養護学校の生徒さんで、社会復帰の勉強をしているのだろうと思う。
付き添いの養護教員と思わしき人たちは本当にすごい。要人警護のSPのように常に目を光らせて、生徒さんが暴走しないように監視している。自分だったら3日持たないと思うようなきめ細かな仕事をしていて本当に頭が下がる。
そんな光景を見ていて、口には出せないけれど困っている。なにせ、生徒さんがときどき
「ヴォオオアオヲオアオアオオ!!!」
と絶叫しだしたりする。
良き社会人としては、そのような人々も笑って許すべきなのだろう。私は心が小さいのだろう。
彼らが怖い。
あれは赤ちゃんが眠くてぐずってるのと同じ。 理屈を知ればすぐになれる。 怖いのは知ることも切り捨ててヘイトに走る人たち。 そういう単純な連中が増えないように祈る。