2017-02-09

推しが卒業する。悲しい。

推しって書いたけど、その人だけが特別なわけじゃない。

何年も見てきたけど、何人もいる中のひとりで、特別応援してたわけじゃない。

特別何かが上手いわけでもなかったし、がんばっているように見えない時もあった。

でも、それがとても人間らしくて、そういう生き方素敵だなって思ってた。

自分とは違う人生を歩んでる人を見るのって、なんか楽しいよな。

で、その人が卒業する。

もう二度と会うことはないし、もしどこかで出会っても気づけないと思う。

もっと見ていたかったってわけじゃない。

でも見ていたかったような気もする。

ぼんやりと悲しくて、この気持ちなんなんだろうなって考えてた。

俺さ、この人にしあわせになって欲しいんだよ。

特別じゃないこの人に、しあわせになって欲しいんだ。

だって、ずっとみてたんだよ。

二度と会わないけど、どうしてもしあわせになって欲しい。

これが物語だったら「いつまでもしあわせに暮らしましたとさ」で終わるのに。

もうみることもないこの人のお話が、どうか喜びとともに紡がれていきますように。

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