自分で自分を愛せない人は他の人にも愛されない、よく聞く話だ。でも、嘘だよ、これ。
他の人に愛されたことのない人は自分で自分を愛せない。こっちが本当。だって、愛されたことがないのに、愛し方を学べるはずがないでしょう?
さらに言うなら、愛は無条件のものでなくてはいけない。愛する側も、愛される側も。
無条件に愛を受け取ることができるのは、何も知らない子供の頃の特権だ。子供だから無条件に愛されるという話ではないよ。子供だから相手の愛を疑わずに受け取ることができるという話。愛されたことがないまま大人になると、これがとても難しくなる。
なぜなら、自分が愛されたことがないことに理由をつけるように育ってしまうからだ。自分は理由があって愛されないと思わないと、辛くて辛くて、とても生きていけないからだ。だから、愛されるには何か理由が必要だと思ってしまう。その理由にそぐわない愛は、受け取れなくなってしまう。結果、大人になってからは条件付きの愛しか認められなくなる。でもさ、条件付きの愛は偽物なんだよね、悲しいことに。
だけどさ、大人になってからは無条件の愛を手に入れられないかというと、そんなことはないんだよ。無条件の愛を持っていて、それを注いでくれる人は案外身の回りにいたりするもんだよ。あとはあなたが勇気を出して、その無条件の愛を無条件に受け取るだけなんだよ。
何度も言うよ。人は無条件に幸せになっていい。あなたが幸せになるのに理由はいらない。
愛してる。
子供の頃に条件付きの愛しか受けなかったらやはり人は歪むのだろうな 愛を全く受けないのと同じくらいに