2016-06-04

周囲のみんなが進路を決めて前に進んでいく中、自分は何もわからず、興味も持てず、ただ時間が経つのを待っていた。

自分選択ケチをつける人しか周囲にはいなかった。

いつしか選択することをあきらめていた。

気付けばみんな遠くの地へと旅立っていた。

そもそも「みんな」なんてものとつながりもなかった。

自分は人と積極的につながろうとしなかった。

受け身でしか行動をとれなかった。

自分選択ケチをつける人しか周囲にはいなかったから。

自分が許されなかったことを、平然とできる人間を見たとき

そいつ自分との差に動揺する。

そいつ否定することで自分を保とうとする。

自分選択ケチをつける人しか周囲にはいないのだ。

自分は精一杯譲歩して相手要求を呑んでるのに、相手から積極的な譲歩には全く満足できない。

自分選択ケチをつけておいてよく言うよ、と内心舌打ちをしている。

自分に対して積極的な許容を示す人間が欲しい。

積極的に許容してくれないと、自分が許された感じがしない。

フラット状態での付き合いでは相手を信頼できないのだ。

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