例の美術批評家の人がゼロ年代批評で取り上げられたオタクコンテンツしか読んでないってのは、そんなに叩くことでもない。
まず、2つ以上の分野を極めるってのは時間がかかるので難しい。
自分の専門分野でない分野で一定の知見を得ようとするなら、手始めに専門家のコミュニティで評価されているものを読むのが妥当であろう。
定評のある教科書とか、被引用件数の多い論文とかだ。
そうして最低限の知識を身につけた上で、当該分野の専門家と対話する。
美術批評家としての専門性に軸足をおきつつ、サブカルの深いところはサブカルの人に任せるという態度だ。
異分野の専門家が協力して発想を広げるには悪い方法じゃない。
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