■犬とドア
ウチにいる犬はドアを開けられない
ドアを開けなければ水もトイレもできないわけで、奴らにとっては死活問題のはずなのに開けられない
半開きならドアに顔や手を押し付けドアを開けていく、ドアが完全に閉まってたら開けられない
ドアノブの位置は比較的低く、犬がジャンプすれば開けられるはずなのにそれをしない
奴らは間違いなくドアノブというものの存在を認識している
奴らが扉の前で座り「ここを開けてくれ」という顔をしてる時に、俺がドアノブに手をかけると尻尾を振るからだ
「今からここが開く、それはこの男がドアノブに手を触れているからだ。あそこを捻ればドアが開く」ここまで理解しているくせに何故「ジャンプすれば手が届く」というふうに思考が流れないのか
本当に不思議
考えるのがそこで止まってしまうのが分からん
人間より賢い生物がどこかにいたとして、そういう奴らが人間を見た時に同じことを思うのだろうか
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