全員が登りエスカレーターを全力で駆け上がり、下りエスカレーターは転げ落ちながら下る。
エレベーターに「開」ボタンなぞ不要。速攻で閉まるドアから降りられるヤツしか生き残れない。
自動改札は全速力で走り抜けないと、超速で閉まる鉄板によってヒザのお皿が割れ、電車が駅に停留する一瞬の隙に駆け込み乗車をしないと会社にも行けない。
信号は2秒で変わり、バスは時速500km。カップラーメンはお湯を注ぎながら食う。
そんなスピーディな社会こそが理想。
エレベーターのドアを開けてお先にどうぞと待つような極めてヌルい社会なぞ誰が望んでいるというのか。
そんなもの、誰も望んでいやしない。
速さこそ正義。スピード オブ ジャスティスなのだ。 mn3
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