乱文御免。
跡地に何ができるのかなーと思ってたら、なんとファミマが出来上がった。
それまでほとんど近所にファミマはなかったから「おぉ~」みたいなことにはなった。
なったんだけど、映画館を失った悲しみを埋めるまでにはならなかった。
しかし、そこで気づいた
「映画館がなくなってしまったのは、私たちがその映画館に行かなかったからなんじゃないか?」
実は、車で30分走るか電車に1時間弱乗るかすると、大きな映画館がある町に行ける。
「映画を観に行った」と言えば、普通はなくなってしまった映画館ではなく隣の町の映画館を指していた。
家族連れが多いであろう土日も、なくなってしまった方に人はほとんどいなかったし、隣町の方は人でごった返していた。
そりゃあ、経営も難しいだろう。
実は私も、なくなってしまった方には片手で足りる回数しか行っていない。
でも、「もっと映画をここで見ればよかった、潰れるのは止められなくてももっと映画館で思い出が作れたかもしれない」
と思いはするのだった。